〒047-0036 北海道小樽市長橋2丁目17-16 十字街クリニックビル2F
小樽駅から中央バスで約10分 / 「長橋十字街」下車 徒歩1分 / 駐車場14台あり
午前 9:30~13:00 / 午後 14:30~18:00
※土曜13:00まで 日曜・祝祭日は休診
むし歯はとても身近な病気で、一生のなかで日本人の9割以上がむし歯を経験しているといわれております。また、むし歯は歯を失う原因の30%以上とも言われているので、予防はもちろん、自分の歯を長持ちさせるためにもしっかりと治しておきたい病気になります。
ですが、歯が痛くなってから歯医者に行く方がほとんどです。しかし、それでは手遅れの場合が多いです。むし歯を防ぐためには、普段の歯磨きや歯医者へ通院することがとても大切になります。
むし歯はむし歯菌がつくる酸によって歯のカルシウムが溶けている状態のことをいいます。そのむし歯菌は歯の表面に付着している食べかすが大好物です。ですからご飯を食べた後はしっかりと歯を磨かなくてはなりません。
実は、歯はむしば菌によって溶かされているだけではなく、自然にも溶けております。これを歯科用語では脱灰と言われており、その一方、歯が唾液中のカルシウムやリンを取り込み失ったカルシウムを補充します。このことを歯の再石灰化といいます。
歯は常にこの脱灰と再石灰化を繰り返してバランスを取っているのですが、歯を磨かずにいると、この自然な脱灰にプラスしてむし歯菌による脱灰が起こるため、バランスが崩れてむし歯になってしまいます。
C1
歯の表面のエナメル質が溶けている情愛です。初期のむし歯ですが、自覚症状はほとんどございません。
C2
エナメル質の内側にある象牙質という部分までむし歯菌が進行してしまった状態です。冷たいものや甘いものがしみることがございます。
C3
神経部分までむし歯菌が進行してしまった状態です。熱いものなどもしみるようになり、普段から痛みを感じます。
C4
歯根だけしか残っていない状態です。頻繁に痛みが発生し、抜歯するしか方法がございません。