小樽市 歯科 歯医者 インプラント 「石井歯科クリニック」

〒047-0036 北海道小樽市長橋2丁目17-16 十字街クリニックビル2F
小樽駅から中央バスで約10分 / 「長橋十字街」下車 徒歩1分 / 駐車場14台あり
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歯周病について

歯周病について

歯を支える骨や歯茎が病気になっていくことを歯周病といいます。具体的には歯茎が炎症を起こして腫れてしまったり、出血することを歯肉炎、それがさらに悪化し、歯を支える骨が溶けた状態になると歯周炎といいます。支える歯が溶けてしまうと歯はぐらぐらしだして、根の先まで溶け切ってしまうと歯は自然に抜けてしまいます。

歯周病は初期段階では自覚症状が少ないため、気づくと手遅れだと言う場合が多々あります。

歯周病の原因

歯周病の主な原因としましては、歯周病を引き起こす細菌で、これらが歯茎や骨に感染を起こしていくことにより発症する感染症です。また歯周病菌は常にお口の中に存在する細菌で、常に歯周病を引き起こそうとしています。しかし人間は免疫力を持っているため、その免疫力で歯周病が引き起こされるのを抑えているのですが、その免疫力が歯周病に負けてしまった時に歯周病は進行してしまうのです。また、免疫力が弱まり発症するのではなく、歯周病菌が増殖し、免疫力よりも勢力が拡大し、発症してしまうのがほとんどです。

では、どうして歯周病菌が拡大してしまうのでしょうか?歯周病菌は人間が食事をした際に歯につく食べかす、いわゆる歯垢が大好きです。歯垢は細菌の餌になり、食べた細菌はどんどん増殖していきます。また、歯垢を食べた細菌は、同時に歯周病を引き起こしてしまう毒素を出し、この毒素が歯茎まで感染すると歯茎が出血したり、腫れたりしてしまいます。

そのほかにも歯周病を増悪させることとして喫煙があげられます。喫煙によって歯茎の中の血管が収縮してしまい、歯周病に感染した歯肉の治りが悪くなり、歯周病が進行しやすくなってしまいます。

歯周病の症状

  • 歯を磨く時やかたいものを食べた時、歯茎から出血がある
  • 歯茎が赤く腫れていたり、痛むことがある
  • 朝起きた時に口が粘りついたり妙な味がする
  • 歯茎から膿が出ることがある
  • 歯がグラグラと動く感じがする
  • 歯茎がむずがゆい感じがする。
  • 鏡で見ると、前よりも歯が長くなったように感じる。

このような症状がある方は一度ご受診下さい。

歯周病の進行

歯 肉 炎歯と歯肉の間に入り込んだ歯周病が活動して炎症を起こします。歯肉が腫れてしまい歯周ポケットができます。
歯 周 炎細菌が歯と歯肉の間にある組織を破壊してそこに隙間が発生します。この隙間は、歯周ポケットと呼ばれこの段階まで進んだ状態を歯周炎と言います。
重 度 歯 周 炎歯槽骨の吸収が起こってきます。支える基盤を失った歯はぐらぐらになり、歯周ポケットから膿が出てきます。ここまで進むと元に戻す事が難しくなります。

歯周病の予防

歯周病やむし歯の原因は歯垢です。この歯垢は正しく丁寧なブラッシングを行うことで歯周病を予防することが出来るだけではなく、程度の軽い歯周病であれば治してしまうことも可能です。しかし、たまってしまった歯垢を放っておくとやがて歯石になってしまい、これを歯ブラシで取り除くことができません。

そうなってしまわないように、正しいブラッシング方法を身につけると共に、6ヶ月~1年に1度の定期検診をおすすめしております。

定期的に、歯科医院によるクリーニングを行うことにより、見た目の美しさを保つだけではなく、歯周病や虫歯予防の一番の近道になります。